コクテイル書房とは

 当店は1997年の4月、東京の西にある学園都市、国立市で開業しました。 当初は古本だけを売る、普通の本屋でしたが、店に寄り集まる学生との酒盛りを発展させ、 そのころでは珍しい古本屋と飲食店を融合させた店に生まれ変わりました。
 それから20年、高円寺へ移転し、紆余曲折を乗り越え、現在の大正時代の古民家での営業へと至ります。
小説や随筆に出てくる料理をアレンジした「文士料理」、 文学作品や作家からインスピレーションを得て創作する「文学メニュー」、 日本の近代文学の軌跡と寄り添ってつくり上げる「文学カレー」など、 本と食べ物の融合を目指し日々営業しております。 食べることは読むことに似て、作ることは書くこと同じではないのか。 この思いを実現することが、当店の願いなのです。